古今東西のミステリー小説、犯罪小説が成立する大きな理由の一つが・・・主役の私立探偵(当然、読者)や司法関係者が犯人や被害者とは基本的に”無関係な人間”だから、殺害動機、方法、真犯人等がミステリーになっちゃう訳で・・・まっ、事情を知らない赤の他人が捜査するからミステリー作家につけ入る隙が出来る(笑)。
っと言う事で・・・「CASTEL」の二人の主人公(?)人気ミステリー作家のRichard Edgor Castelとニューヨーク市警(以下NYPDと略)Detective Kate Beckett率いるNYPD12分署殺人課Team(Javier Esposito、Kevin Ryan)が”都市型殺人事件”を解決して行く・・・Crimeミステリーのはずなんだけど、脚本原作者のAndrew W. MarloweとWriter達は事件にではなく二人の主人公に”複雑さ”を設定しちゃった方がいいんじゃねっ?みたいなConceptを採用したとすると全てのSeasonでCastleとBeckettのRelation(関係)が観ている方がイライラする程一進一退するのも何気に頷ける(ハハ)
ShowのPlotは、シャーロックホームズの時代からあった当り前の設定なんだけど、CastleとBeckettそれぞれの性格や生活環境、仕事観、社会観、恋愛観等に対する意識を複雑にした上で二人がお互いに惹かれあっていると言う条件を加えると・・・・・Season 1 が他の番組に比べて妙に中途半端な時期とEpisode数だったのもそうした設定が視聴者に受け入れられるか、が分からなかった為、ってのもあるかな(ウンウン)
その結果、観ている方も事件のことよりも二人の関係に一喜一憂、僕も”これは脚本家の罠に違いない”と思いつつ何度観ても思わず「グフフ」とほくそ笑んでしまったり「コ、コノ野郎!(誰に?)」とムカついたり・・・・とにかく全く飽きない、故にCastleとBeckettの徹底性格分析に挑戦するしかあるまい!っと・・・
因みに”番組の作り”と言う意味では事件のdetailよりは「番組全体に仕込まれた様々なTrickやSighn」が秀逸なんじゃないか・・・っと思う訳です。
なので何処かのEpisodeでそれらに気付いてから以前のEpisodeを見返すことが出来る。
(その辺りもこのBlogの中で触れて行きたいと思います、ハイ)
ではLet's Go,CASTEL's World!
BS オンライン BSコラム「キャッスル~ミステリー作家のNY事件簿~」は、こんなドラマです」
(by 岸川靖)
*中で岸川氏がAndrew W. Marloweが語ったセリフを紹介していますよ。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿