2013/10/18

Who am I? I'm Rick Castle-03 : Hello. I am your creator.



 Castleの自己中な性格は、いわゆる”自営業(作家:自分一人の才能と努力だけで生きて行く)”がかなり影響しているのは分かるけど、どうしてBeckettに「余計なお世話だ」と言われる程かかわろうとするのか?だね。

 愛しているから・・・と言う理由以上のモノがあるようにどうしても思える。

 まぁ、ちょっとキザな台詞だけど「君の過去と結婚する訳じゃない」ってなことを言えるCastleのはずだし、Season 1 Episode 1 でStorm Fallの出版パーティーへやって来たBeckettに初めて会った時にAlexisから「Tat's New!」と言われたように予期せぬ展開(作者自身がワクワクする)を望むならBeckettの全部を知らなくても結婚でも何でも出来る(笑)

 BeckettとAlexisへの対応が何気に違うようで、根っこは同じなんじゃないか?って思えるSceneがSeason 3 Episode 11 Nikki Heat と Episode 13 Knockdown に出て来る。

[ S 3 Episode 11 Nikki Heat ]
 事件現場へ役作りの為にやって来たNatalie Rhodes へ”自分がNikki Heatの作者だ”とわざわざ言っているのに反応しないRhodes に
” I am your creator.”
とCastleが言うScene。

[ S 3 Episode 13 Knockdown ]
 John RaglanがBeckettとCastleに母親の刺殺事件を語ろうとして狙撃された後、家に帰ったCastleにMarthaが意見をするScene。


Quotes
Martha (to Castle) : You have gotten through most of your life on witt and charm and no small amount of talent but that is the real world out there. And you can’t charm your way out of a bullet.
Castle: You think I should quit?
Martha: I think you should be honest with yourself about why you are doing this. You have written twenty-two novels before you met her and you didn't need to spend every day at a police station in order to finish them.
Castle: Its not about the books anymore.
まぁ、Castleは「本の為だけじゃない」みたいなこと言ってるけど、其処は母親であるMarthaが言おうとしているのが作家の性(サガ)と言うか、登場人物の性格付けや様々な要素を作家は全て自分のコントロール下に置いているのは当然だけど現実の世界ではそうは行かない、ってことだよね。

 つまり、作家は
  • 全ての登場人物の全てを分かっている。
  • 性別、年齢、誕生日、出生場所(病院名、etc.etc.)、家族構成、趣味、嗜好、特技、長所、短所、学歴、職業、年収、取引銀行・・・・・more etc.etc.
  • 全ての出来事の起承転結を把握している上に場合によっては書き直すことが出来る。
・・・だけど、それはあくまでも作品の上での話であってCastleが毎日12分署で相手にしているのは生身の人間と事件で、その結末は作家であっても予測も書き直しも出来ないってこと。

 Fictionの世界と現実の世界の違いはBeckettとの間でも何度も話題になるんだけど、問題なのはCastleは
”自分が知らないことに対する居心地の悪さ、気持ちの悪さ”を解消したい。
という思いがどうしても優先されてしまっていることだよね。

 その作家としての習性の為にCastleはBecketからすると「必要以上に知りたがる」し「人の人生をコントロールしたがっている」ように感じてしまう。



 Season 4 と Season 5 の最終話(Episode 23、Episode 24)でも原因は違っても口喧嘩の結末はどちらも同じになっている(苦笑)

 Alexisに対しても同様で、Castleは「実の父親」を知らないし当然父親と暮らしたことも無いから、父親がどういうものなのかも知らない。
一見、過保護、過干渉に放任主義的に見えるCastleの行動も”Creator”としての習性とCool Dadとしてのバランスの悪さから来ているんじゃないのかなぁ?

 Beckettに対してはもう少しヤヤコシイ感情だよね。
愛しているから詮索したい・・・てのとは違うからね。多分、彼にとってはBeckettにとってBest Partnerになる為には自分が全てをしっていなくてはならない・・・ってな作家としての習性とCastleのOTAKU志向と初めて感じる”愛情”というEmotionを実は自分でも持て余しているってのが正直な所かもね・・・・

 それと、Season 6 Episode 4 で更にその辺りが分かるSceneが出て来るけど、それは「環境の違い=文化の違い」ってことでもあるんだ。

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2013/10/14

Who am I ? Detective Kate Beckett-03:Consciousness-Handsome woman (II)


 前のPostを書き終えてから改めてSeason 1 から見直してみると(笑:日本は連休中ですからね)各Episodeの中にBeckettの仕事観が何気に分かるSceneが結構出て来る。

 どうやら、Andrew W. Marloweと脚本家Teamはこれ迄のような”マッチョで一匹狼的な殺人課刑事の女性版”とは違って行政官としての性格をBeckettに与えることでCastleとの違いを強調する手法を採用したんじゃないかって思えて来る(Castleは最初の頃、Stereo Typeな殺人課女性刑事のイメージでNikki HeatのConceptをBeckettに語っていたけどね、アハハ、それと The Closer のBrenda も初回では捜査手法での遵法的なことを言いながら登場するけど、Seriesが進むにつれて、Popeを慌てさせる無茶をやっていた)・・・ともかく・・・Beckettのことです、ハイ。

 彼女の所属は行政機関であっても警察だから、他の役所とは違って「単に行政官としての事務能力」以上に「警官としての実績」も必須だとしても、Season 4 Episode 21 Headhunters で、



 Castleの悪い癖が出てInvestigating Gangs のDet. Ethan Slaughter に同行する。EspositoがSlaughterの評判を”Widow Makerだ(まるで V-22 Osprey だね)”ってCastleに教えるんだけど、そんなコブラ型(マッチョで検挙率抜群?)の彼でもCastleが「知事と友達だ」って言うと簡単にCastleが同行することを許してしまう。

 つまりDirty Harryの時代から、任務優先で直ぐに拳銃を抜いて発砲してしまうようなTriger Happy的警官はどんなに検挙率が高くても昇進しない。
(The CloserでもBrendaが本部長への昇進直前に犯人に発砲した為に昇進候補から外れてしまうってなSceneがあったね)

 Season 4 Episode 7 Cops & Robbers で、人質救出 Team のCaptain PetersonがBeckettに「何もしないことが最善の方法だ」ってなことを言うけど、実は公務員ってのは何処の国でも評価は必ず「減点主義」なんだね。
ってことはだね、ある個人が非常に優秀だった場合、必然的に”難しいCase”を任される確率が高くなる、難しいCaseってのは失敗する可能性が高いから難しい訳でしょ、故に優秀な人材程「減点される可能性が高くなる」・・・・無能な人間にはそんな難しいCaseが廻ってなんて来ないし誰も任せないから結果的に無能な人間が「減点ゼロ」ってことで昇進する(爆笑:これは本当の話)。

 それは警察も同じなんだと思うよね・・・市民の安全を護るってことは必ずしも犯人を逮捕することじゃないからねぇ・・・だとするとBeckettはマジに優秀な警官だってことになる。
犯人も逮捕出来ちゃう(事件を解決する)し、昇進もする(NYPD最年少の女性殺人課刑事)。



 Captain Montgomeryの
「知事がHappy、コミッショナーもHappy、ってことは自分もHappy」ってセリフ、いいね、好きだなぁ(爆笑)

 Beckettは警察と言う組織の中で「仲間に好かれるTypeの人間」だってことになるけど・・・それはどうしてか?ってなのが分かるSceneが実は無いんだなぁ・・・これが(何方か知ってたら教えてくれる?)
それにBeckett自身も組織の中で昇進することの意味を知っているみたいだよね。
Captain Gatesが高い推薦をしたとか言ってるけど、実は、FBIへ行くってことはNYPDの中で昇進することとはかなり意味が違う。

 簡単に言うと地方公務員が国家公務員になるってことなんだけど、同じ法執行機関でも中央行政と地方行政では雲泥の差がある。
Beckettも「Federal Agentの経験が無い」ってなことを副長官に言ってるでしょ。特にアメリカの場合は地方行政と中央行政の役割の差はハッキリと分かれている(外交と安全保障が中央行政の専権事項:基本的に如何なる民主主義国家も同じ)、この専権事項ってのは原則として第三者にその内容を伝える義務を持たないってことでもあるんだよねぇ・・・・だからBeckettも中央行政府絡みの事件が起きた時には何度も”Classified!”ってな壁にぶつかっている。


 
 それがだね、今度は自らがその専権事項を扱う側にBeckettがなるってことなんだよね、FBI Agnetになるってことはさ・・・

 果たして、これはBekecttにとっては最高のOpportunityなのだろうかなぁ?婚約相手がCastleなんだし(当然、何事も無ければ:笑:結婚する訳でしょ)・・・ってことは旦那がCastleなのに守秘義務をキッチリ履行出来るんだろか?

それに Federal Agent Nikki Heat ってのもCastleは本当に書けるんだろうか?扱う事件は全て”CLASSIFIED”なんだよ・・・・????Castleとは違って完全且真面目な組織型人間のBeckettには、Federal AgentのままCastleと結婚生活を送るって、とんでもないストレスになっちゃうんじゃないだろかね?



 ところで、Agent McCord に人事権ってあるんだろうか?Epsisode 4 ではどうなってんだろ?
戻って来ちゃう?Castle が用意したD.C.のアパートが無駄になる?

 因みに、Special Agent Jordan Shaw がどうしてスカートなのか?なんだけどね、僕の記憶ではFBI AgnetってBackup gunを持っちゃ駄目ってな規則だった(予備マガジンも駄目じゃなかったかな?)、それじゃパンツスーツでいる必要が無いじゃん!ってことでスカート姿なんじゃない?・・・・単にそれだけの理由です、はい。


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2013/10/13

Who am I ? Detective Kate Beckett-02:Consciousness-Handsome woman (I)


 BeckettのPersonarityを考える時に恋愛観(結婚観)等のPrivateな要素よりも”仕事観”を優先させた方が良さそうなんですよね。

 前のPostで書いたようにCastleは”個人の資質で生きて来た”のとは対照的にBeckettは”組織の中で生きて来た”、この違いは相当に大きいと思うんだよね。

 極端なことを言うとCastleが「秘密をバラス!」的なBlack-mail(恐喝)を受けても、それで職を失ったりする訳じゃない(Alexisが誘拐されたEpisodeでもそれが原因で恐喝されていない)。
ところが、どんなに役職が上がろうが”組織に雇われている立場の人間”は失職することを一番恐れる(生活の基盤、面子etc.etc.を失っちゃうんだから・・・)

 ましてや、Beckettは「刑事という公務員(地方公務員:良く、治安機関を法執行機関とか訳してるけど、公務員:役所:ってのは立法機関である議会:政治家:が作った法律を執行する役割が職責だから、警察以外の役所も法執行機関なんだよね:笑)」な訳で、これは世界中何処でも(民主主義国家は)同じだと思うんだけど法律に明記されている事しか出来ない。

 公務員を”永久就職先”だなんて思ったら実はとんでもない話で、毎年、議会がその役所の年間予算を承認しない限り仕事も出来なきゃ給料も出ない(実際、今:2014年度の予算が議会承認を得られない為にアメリカ政府の行政機関が閉鎖されているでしょ、日本でも実態は同じなんだけどね)。

 予算ってのは早い話が全て”国民が納めた税金”だから、公務員の活動には様々な制約が課されるのは当然だし、国民が選んだ訳じゃないから(自ら志願した仕事)当然、給与も安い割には捜査権や逮捕権等の国民の自由な生活を制約出来る”大きな権限”を行使することが出来る。
(勝手に出来る訳じゃないんだけど、Court Order等の諸手続きが正当な理由で成された上でってこと)

 つまり、Beckett達はCastleのように規則や法律なんかをすっ飛ばした「突飛な推測」なんて出来ない環境で仕事をして来た訳だから”Concrete evidence(堅牢な証拠)”と言う「Fact(事実)」をかき集めて犯人に辿り着こうとする訳だね。
(そのFactが時としてTruth:真実:では無いから浮かび上がる容疑者を片っ端から連行して事情聴取するし、3XKにはその手法を逆手に取られる)

 だから、Beckettが求める母親の刺殺事件の”真実”と組織の”事実”とは違ってしまうことになるんだ。
(公共の福祉と個人の幸せは必ずしも一致しないし、場合によっては個人の幸せは公共の福祉とは相反する場合がある・・・その代表例が「犯罪」・・・なんだけどね)

 Beckettは役所が従わなければならない法律(規則)通りに考え、行動することを求められるから、Castleの書く小説のFanでもあるんだと思うけどね(笑)。
それにそうした行動様式は保守的とか言う表現には当てはまらない、なぜなら自分達の職責が法律の執行なんだから、その法執行官が革新的だったら、何の為の法律なのか?ってことになっちゃう。
彼女がNYPDで初の最年少での殺人課刑事に昇進したってことは行政官として非常に優秀だったって証拠だから、当然、Castleの型破りで横断型の考えや行動には違和感を覚えるのは当然だろうねぇ・・・・(チャライ不良中年だね、ただの、アハハハ)

 そうなるとBeckettは優柔不断なのか?ってことになるけど、これも通常、公務員には”自ら考えて決断する”ことは求められない、なぜなら、法律が全ての言動の根拠になっているのだから自ら考えて行動するってことは即「法律を無視したor法律違反」ってことになってしまう。

 さて、Season 6 では地方公務員から国家公務員でもある”Federal Agent”になったBeckettなんだけど・・・・
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2013/10/09

Who am I? I'm Rick Castle-02 : I really am ruggedly handsome,aren't I ?















 Season 2 Episode 17、18 は Serial Killer の Scott Dunn が仕掛ける事件展開の面白さと同時にRichard Castle の精神構造が伺える様々な要素が盛り込まれていて(と僕には思えるんだけど:笑)Season 2 の中でも秀逸なEpisodeだと思ってんですね。

 その中から彼の恋愛観、結婚観が透けて見えるのが「料理をするScene(Castle、Beckett共に料理をするSceneが登場するのもこのEpisodeの特徴)」。

例えば、CastleのCondoにあるKitchen・・・設備もかなりのもんだけど、冷蔵庫とかもかなり大型だよね。
MarthaもMeredithも料理なんて出来ないのは分かっている(セレブだからパーティ用に出張料理人の為の設備とか?)、Castle自身がしっかりKitchenに立って料理を作っているSceneが何度も登場する。
 自分が作った料理を自分で”美味い!”と食べられるのは、料理を作った経験がある人は分かるだろうけど「本当に自分の口に合った美味い料理が食べたいから」ってのが一番の理由なんだ(僕自身がそうだってのもある!ウンウン)。
 だから、手間暇を惜しまない、慣れてくると面倒臭くなくなるんだ・・・下ごしらえがしっかり出来てると調理そのものはそれ程、時間は掛からないってのもあるし、段取りをしっかり仕込まないと最後の美味い料理にならないってのも分かって来るし、結構、調理している間ってのは頭が休まるって効果もある・・・・
Smorelette(eが2つもあるから凄い料理なんだと・・・)とか作ってAlexisに吐き出されても、本人は大満足で食べている。

 そう!Castleはミステリー作家だから、detailに拘るってのもあるし、Storyの中で料理を食べるSceneは意外と外せないし、Derick Stormは(多分)世界各国の料理を食べていただろうしHikki HeatもNew Yorkの刑事なんだから市内には世界中の料理を食べることが出来るレストランがゴマンと有る。

 そうしたSceneで出て来る料理が”自分は食べたことが無い”じゃRealityが出ないだろうし、見た目は表現出来ても味迄は表現出来ない。

 Castleにとっては(前の投稿で触れた射撃も同じで)料理も、彼の推理作家としては欠かせない要素ってことになるし、自分が興味を持ったことはほとんど”OTAKU”と言って良い程の凝り性みたいだから、どんどん料理の腕も上がってしまう(笑)
 知識だけだったモノをどんどん自分で実践して自らも有る意味”上級者”になると彼の作品の質も必然的に向上する(知らない人間が書くのと、その道のProが書くのとではね、ハハ)。

それと恋愛観や結婚観とどういう関係があるか?ってぇとですね
早い話、Castleにしてみたら何でも自分で出来てしまうんだ、それも半端ではなくね。
つまり、House Wifeという存在を必要としないってことだね。
それに彼はセレブなんだから、掃除や洗濯なんてのは専属のHouseKeeperがやってくれる。

 Episodeの中で、CastleがBeckettのアパートでパンケーキを作っている時に「アレも駄目でコレモ駄目だから後で注文しておく」とか言ってるけど、Season 2の17話にもなれば、彼女の仕事のせいで料理を作っている暇が無いってこと位は薄々分かっているだろうから彼女が他のCrimeドラマに出て来る”料理も洗濯も掃除も出来ない(男)やもめの刑事”と同じとは思っていない。

 で、Scottにアパートを吹き飛ばされたBeckettがCastleのCondoに泊まった翌日にはBeckettがしっかり「休日は母親が作ってくれた」と言って豪勢なBranchを作っている。

 だからと言ってBeckettがGood Wifeに成れる?って話は無い!なぜなら、彼女は刑事という仕事を選んでいるし、その仕事を続ける限り時間が出来るとは全く思えない(組織に所属していることに対する抵抗感や息苦しさ等も許容している)。

 それ以上にCastleだよね(どうしても、笑)。
自分で何でも出来てしまうCastleからすると、本当に自分が美味いと思える料理を食べることを素人の女性に期待するのはどう考えても不可能だろうし(味の記憶ってのもあるからね)、Castleみたいに”OTAKU”になってしまうと、自分の段取りと相手の段取りの違いや、段取りの上手い下手等が簡単に分かってしまう。

 相手のやっていることにイライラしながら美味いのか不味いのか分からない料理を待っているよりは自分が作ってしまった方が早いし自分も美味いし相手も満足する(笑)、でもそれじゃ相手の好意を真っ向から否定することになりかねないから、多分Castleは「外で食事しよう!」って誘っちゃう。

 実も蓋も無いかも知れないけど(笑)、Castleには彼の世話をする奥さんって立場の女性は全くもって必要が無いことになるだよね・・・・
(結婚ってのは、相手との性交渉が原則として付随する関係でもあるんだけど、性交渉ってことだけを考えるなら、まぁ、世の中、色々なServiceがある訳だし、彼はセレブなんだから、それ相応のServiceはねぇ・・・・大体、彼は、自他共に認めるHandsomeで有数の金持ちで独身で、ってなことだから、CasualなRelationshipには事欠かない・・・とは言っても、そういう関係も、事後処理が結構、難しいってぇか面倒かもね。。。)

 このEpisodeでCastleの恋愛観や結婚観ってのが、いわゆる一筋縄なモノじゃないってことは大体分かって来たね。
じゃぁ、Beckettの恋愛観や結婚観ってどんなんだろね?・・・これがなかなか難しい、何せほとんど映像が無いんだわ。。。。Lanieと二人で話している内容は有るには有るんだけど・・・

 因みに、Episodeの中でBeckettがAgent Jordan Shaw にCastleのことを「Cocker Spanielだ」ってなことを言ってるけど、そう言われて見るとCastleって顔立ちも何気に似ているような(ハハ)

 Season 1 からFED'sとは因縁が色々とあるBeckettなんだけど、ここはCastleが言っている車を是非とも出して貰いたい、なんて思ってるんだけどなぁ(爆笑)

「Beckett、You Gotta JOB!」・・・・マジなん????





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2013/10/08

Castle and Beckett-02:Relationship















 Season 5 Episode 23 :Human Factor を見ていて「ぅっ、嘘ぉおお!マジなん?」というSceneに出くわしたのが原因で以前のSeasonを見返した・・・というこのBlogそのままのお話。

 BeckettはNYPDの殺人課の刑事なんだから当然、拳銃を携帯しているし容疑者や犯人と対峙する際には必ず銃を構えている(Season 5, Episode 4 Murder, He Wrote で登場するHamptonsのChief John Brady は銃を抜いた経験が無かったとかBeckettが言ってるけどね、笑)。

 拳銃の話をしたい訳じゃなくてですね、各SeasonでCastleが拳銃を使うEpisodeが”なぜか”最低一つあるでしょ、でね、その時のCastleとBeckettの関係がしっかり変化しているんだわ。
で、Season 1 Episode 7 Home Is Where the Heart Stops で射撃 Range でBeckettが考えを纏める為に射撃している所へ遣って来たCastleに[残りの3発を10点に当てたら盗まれた宝石のCopyを渡す」ってなことを言った途端にそれ迄、素人ぶっていたCastleが10点をClean-hitするんだけど、ミステリー作家で実地調査をした上でDetailの正しい小説を書いているCastleがセレブってなことも考えると、射撃の訓練を受けていない訳が無い(それもかなり高価なTrainingを受けているだろうし、ひょっとすると所有許可証ばかりじゃなくて携帯許可証/信任状を持っていても変じゃない:知事や判事が友人なんだしね)・・・つまり、十分に上手い射撃手でもあることはSeason 1 のこの場面で想像が付くことになる。


 そんなCastleの事情をBeckettは知らないから(多分、視聴者も同じように知らない:笑)Season 1 Episode 1:Flower for Your Grave では、真犯人の逮捕現場でBeckettが「Backup gunがグローブボックスの中にある」って嘘を言ってCastleをパトカーに手錠で足止めを喰わすでしょ。
つまり、幾ら、様々な権利放棄をした所で有名人のCastleが銃撃戦に巻き込まれて負傷したり死亡されたらBeckettの責任問題になるのは明らかだからCastleには「銃を触らせない」って対応をしている。
で、各SeasonからCastleが銃を使っているSceneをPick-upしたのが以下の画像。

 もう一度、断っておくと、Castleは回を追う毎に射撃が上手くなったのでは(絶対に)無くて、端っから上手かったってことだね。


 Castleが犯人の何処をどうやって撃ったか、なんて話は、Castleの他のBlogやWikiに任せるんで、このポストの出だしで書いたようにSeason 5 のSceneで僕がショックを受けたのは二人が銃を使用する場面でお互いにどういう対応をしたか、ってことなんだ。

 Season 2、3 共にBecettは彼女のBackup-gunをCastleに「手渡し」しているでしょ。

(実はそれだけでも、Season 1 からすると、相当に進歩した対応だし、Season 3ではMontgomeryが
「どうしてCastleがBeckettの銃を持っていたのか明日説明して貰う」
なんて言ってるけど、幾らアメリカだ、NYだと言ってもいわゆる犯罪現場で”一般市民”に拳銃を持たせてましてや発砲を許すなんてことをしたら、大問題になると思うんだよね・・・警官の発砲に関しては結構、煩いはずなんだ・・・)

 ま、そんなことはともかく、Season 5 Episode 5 : Probale Cause では若干状況が違って二人が3XKに襲われた際にBeckettが落とした銃をCastleが拾って反撃する、ってのだけど、このSeasonでは既に二人は”半同棲状態”、それでもこのEpisodeでは、これ迄と余り変わらない。

 つまり、丸腰のCastleにBecekttが自分のBackup-gunを手渡す、拾うって状況・・・で、ところが、ところが、Season 5 Episode 23 :Human Factor で二人が無人機(Drone:Unmanned aerial vehicle/UAV)に襲われた時の対応が・・・・


 ねっ、す、凄いってぇか、エロイって言うか(爆笑)・・・・

 CastleはBeckettが何も言わないのに彼女のパンタロンの裾を(勝手に)捲り上げて、BeckettのBackup-gunを取り出すし、BeckettもCastleがそうすることを止めない、ってぇか当り前のように許している。

 ねっ、このSeason以前なら、絶対に考えられない対応をBeckettもCastleもしているってことだね。
(Season 3 辺りでこんな行動をCastleがしたら、多分、Beckettに蹴りを入れられていた可能性が高いだろうなぁ、アハハ)

 僕の個人的な趣味(?)として、このSceneはどんな”Love Scene”よりも超Sexyだと思うんだ(笑)
Castleも妙な所でBeckettにSexyとか言ってるのと、多分同じなんじゃないかぁ・・・だって、そうでしょ。Backupですよ、Backup。腰や脇のHolsterとは訳が違う。
 パンタロン捲り上げた足首に直に着けてんですよ、このHolsterは・・・・ってぇことはですね、Beckettの身体の何処に何があるのかを分かっているってことの証明なんじゃね?(あははは)

 いいよねぇ・・・二人がこれ程、仲良くなれて、ウンウン。
それにしても、この回のDirectorは有る意味、タランティーノ的な嗜好なんじゃないのかって思えるのは僕だけかね?

 いやぁ~、実に良いっ!Glockの種類とかなんてどうでもいいのっ!
楽しいでしょ!ワクワクしません?こういうことが平気で出来ちゃう関係って・・・・



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2013/10/06

CASTLE's SHOW CASE:MFL Top 10(?) Season 5 Episode 7 "Swang Song"













 CASTLE (Season 1 ~ Season 6) を通して僕のMy Favorite List (MFL) Top 10 (10になるかは現在、不明)を上げてみたいと・・・

 その第一弾は Season 5 Episode 7 "Swang Song"

このEpisodeを初めて見た時の衝撃(笑)は「な、なんじゃぁ~こ、こりゃぁああ!?」、Bike Boy(Josh)が登場して来た時以上だった訳です。

 バンドのドキュメンタリーを撮影しているCrewが何時の間にやら
「実録!! 密着 NYPD 12分署 殺人課 24時」(爆笑)
のCrewになっちゃうって発想も凄いけど、普段撮影しているカメラのアングルをそのままドキュメンタリー取材Teamのカメラ・アングルにしちゃってることですよね。

 つまり、Episode 7 自体を密着Crew が撮影している設定になっているのが凄いと言うか笑える。
特にCastleが
「ハイ、此処で画面暗転、Music!」とか勝手に仕切っちゃった上に、番組で実際に使っているMusicを謳っちゃてんだけど・・・これは何て言うか”Behind the scene”だよね普通は・・・

 観察室(Observation Room) では取調べの様子を説明するCastleの顔が”真っ暗”なのにそのまま(実録モノだからね、何せ)

 Castle以外は全員がしっかり”素人”を演じてる訳だけど、ついつい”カメラ目線”になっちゃうってのが如何にもなので余計に笑える。

 日本のCrimeドラマではちょっと考え辛い設定なのは確かだよね(空飛ぶ広報室・・・がちょっとカスった感じ?)

(まぁ、順番はStoryを踏まえてないんですが、妙な感じで笑えるEpisode 7 のPlay Listをご覧下さい)


 ねっ!どう言っていいのか分からないし凄いとしか言えないけど、楽しいEpisodeなんだよね、ははは。




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Castle and Beckett-01:Different Poits














 何ともヤキモキさせられる二人の関係(性格設定、他のCastの設定も含めて)。僕の結論を言わせて貰うと、
CastleとBeckettの”立ち位置”が違うこと
これがShowの進行やCaseへの対応等全てに大きな影響を与えている。

推理小説作家・・・・つまり、彼は”自由業”なんだよね。
何処の組織にも所属していない。如何なるBackgroundもOfficialなID(証明)も無い。
人気ベストセラー作家になった(結果、彼自身が裕福なセレブになった)のは純粋に彼自身の”才能”と”努力”の賜物。

 Researchと称する取材も彼自身がして来た訳だし、そうした取材から得られた”事実”を繋ぐStoryを考え出したのも彼自身。Researchで取材先からCastleに対して好意的に正しい情報を提供して貰う為に彼は”人当たりの良さ”等彼自身の魅力で(Marthaに言わせると)”世渡りをして来た”。
 つまり、一つの本(Story)を完成させる迄、彼は”たった一人”だった。
(彼に好意的に協力してくれる人達の存在、彼の文才を発見した人達等も確かに存在するがそれは全て”彼自身の魅力”で獲得した)

NYPD12分署殺人課の刑事・・・”Detective”と言う「肩書き」が必ず名前の前に付く立場を選択したBeckett。
つまり、彼女は”組織に所属した個人”としての人格。

 ましてや彼女が選択した職業は”法執行機関(役所)”なんだから、遵法精神は個人、組織を問わず義務ですらある。確かに最年少で殺人課の刑事、それも女性で、ってな設定だから”猟官活動”と迄は言わなくても刑事の能力としての優秀性を証明する以外にも彼女なりの努力はして来た(Season 5 Epsiode 2で再出勤するBeckettにCastleが”Sexyだ”と言ってしまうと「刑事部屋で働くのにNormalに見えなくはならない」



とか「NYPDはCo-workerの付き合いにはStrict(厳格)なPolicyがある」とか言ってる割には刑事っぽくない”Pin-Heel”を履いているけどね、はは)

 っで、僕がCASTLEのSeasonの中で二人の関係が劇的に変化する、ってぇかCastキャラクターが一番ハッキリ描かれているのが「Season 5 Episode 1 After the Storm」だと思うんだよね。
Season 4 Episode 23 Always の最後でBeckettがIron Gatesに「辞める」と言ってバッジを返すSceneは、
それ迄、組織の人間だったBeckettがBackgroundや肩書きを捨てたことを表現している。
つまり、”Castleと同じ立場”になった、ってことだよね。

 CastleがBeckettの部屋で”言い訳”をしている最中に遣って来たRyanがRoy Montgomeryと関係のありそうな人間の写真を持って来るとBeckettが「私は辞めたんだから」と言うでしょ。


 
 上のClipよりは肝心なのはこの後のSceneで、Montgomeryが事件のファイルを送った相手:Mr. Smith:をCastleがつきとめる迄が大事なんだ。(そのClipが見つからない:泣)

つまり、組織的な保障も背景も持たないCastleがその本領を発揮するんだね。
これ迄のような突飛な妄想や発想もしないばかりか顔付きがSeasonの中で一番真面目な表情で手掛かりを組上げて行く。

 そう、小説を自分一人で作り上げていた時と同じように・・・但し、これ迄は自分の為だったのがBeckettの為なんだね(利己的な目的が利他的な目的に劇的に変化する訳)。

一方Beckettは、これ迄組織力に依存していた自分とCastleの違いを知ることになるし、”一人になることを恐れていた”のとは違って”一人であるこを恐れないCastle”が一緒に居る。

 このEpisodeの最後にSenator William H. Brackenと対峙するBeckettはMontgomery達と全く違う目的で事件Fileを使うんだ。
Montgomery達は自分達の犯罪が明るみ出ないようにそして自分達の安全の為だったのが、Beckettは”自分と関係のある人間を守る為に”・・・そう、利己的なモノじゃなくて利他的な目的の為の取引材料にする。

 なぜ、Brackenを逮捕も何もしないのか?だけど、”正義”ってのは必ずしも一義的なモノじゃないってことだし、Beckettは復職していない立場なので、一般市民が逮捕権を行使したり、正当防衛を主張出来るのはあくまでも緊急性のある時だけだから、丸腰の人間を武装した人間が射殺したりするとそれは単なる殺人でしかないし、Gunを突き付けて採った自白は強要であってそれこそ自白にならない訳だしね。
(Brackenの言う”Power”とBeckettの言う”Power”とは多分意味が違うって言うか、Beckettの方はBrackenを破滅させられるPowerと自分と関係する人達を護ろうとするPowerってな意味が込められていそうだよね・・・ウンウン)

 とは言うものの、Beckettは完璧にCastleのそうした立場やモノの考え方を理解出来た訳じゃないから、FBIにHeadHUntingされた時もモタモタしてしまう・・・・ヤレヤレ、Seasonは何気に続きそうだ。

 それにしても、やっぱり、Eric Vaughnは嫌いだっ!(爆笑)




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